田んぼのひみつ


田んぼの水がなくならないのはなぜ?

バケツを思い出してみて。バケツの横の部分と下の部分は硬いから、水がもれないよね。田んぼも水を貯めるために同じ仕組みなんだ。

じゃあどうやって硬くしているかというと、横の部分、田んぼの「あぜ」の部分は泥をぺタペタ叩いて固めるんだ。下の部分は「こうばん」といって、冬の間に 乾かして土を固めて、

春になったら土を耕したり、人や機械(昔は牛ね)が田んぼを上から踏むことで、より硬くなるんだ。するとほら、バケツみたいに水がた まるんだよ。

ザリガニはあぜ破壊大魔王!

ところで、固めた「あぜ」がずっと壊れないと思ったら大間違いさ。 恐怖の「あぜ」破壊大魔王がいるのだ。その名はザリガニ君。田んぼにいるドジョウなどを食べるために現れる。このとき、秘密の隠れ家を作るために、「あ ぜ」に穴をあけてしまうのだ。そうなると、バケツに穴があいたときのように水がジャージャー流れ出てしまうんだ。困ったもんだね。

田んぼに水を張るのはなぜ?

でも、そもそも田んぼに水を張るのはなぜなんだろう?畑は水を張らないよね。もともと、稲は水の中で生きる植物だけど、それ以外にも水を張ると肥えた土が風で飛ばされないし、稲以外の雑草も育ちにくい。

それに、水は空気よりも熱さや寒さを伝えにくいから、水を貯めた田んぼは一度お日様で暖められると、すごく冷めにくいんだ。
だから、夜に寒くなっても稲は平気なのさ。