農業農村整備事業


わたしたちの食と暮らしを支える農業用施設

 

いつまでも安全でおいしいお米や野菜を食卓に届けるために

お米や野菜をつくるためには、整備された農地と豊かな水が必要です。
そのため、農地の区画を整えたり水を運ぶ用排水路などの農業水利施設の整備をしています。
また、農作物を運ぶ農道の整備や農村の生活環境を改善する農業集落排水施設などの整備を行っています。
これらを農業農村整備事業といい、我が国の食料の安定供給を支えています。

 

農業用施設は私たちの暮らしを支えています

農業では、雨が少なくても、台風などの大雨が降っても、どちらでも農作物の育成に大きな影響を与えます。そのため、古くから水を貯えるダムやため池、川の水を堰上げて取水する堰、水を運ぶ用水路、排水を集めて流す排水路などが作られてきました。
これらの施設は農業水利施設と呼ばれ、農業生産に役立つだけでなく、水田などの農地と一体的に機能して、洪水を防止したり、きれいな水を作ったり、気候を安定させるな どたくさんの大切なはたらきを持っています。

この大切なはたらきを農業の多面的機能といい、私たちの暮らしを支えています。

 

いま、暮らしを支える多面的機能に危機がせまっています…

 農地や農業用水をはじめ農村の環境や美しい景観は、農業者だけでなく地域住民も含めたみんなの財産です。
これまで、水路の泥上げ、草刈り、点検、施設操作など、農業用施設の保全管理は、地域の共同作業で行われてきました。

しかし、農家が減り、1人ひとりの価値観が多様化する今日において、かつてはあたりまえに機能していた地域の資源や環境を保全する力が失われつつあります。

また、これまでに我が国の食料生産を担ってきた農業用施設は老朽化が進み、多くの施設が耐用年数を迎えています。
これらの施設の維持・保全が大きな課題となっています。

農業地域の資源が失われると、同時に果たしていた国土保全や環境保全などの暮らしを支える多面的機能も失われてしまいます。

 農業者にも消費者にもうれしい農業農村整備事業

農業農村整備事業によって、農作業は楽になり、品質のよい農作物がより多く生産できるようになります。

 

みんなで守ろう農村地域の資源・環境

将来にわたり農村環境を守り、多面的機能を維持してい くためには、地域住民が一体となって農村地域の資源・環 境を守っていくことが必要です。

水路の草刈り・泥上げ

農道の砂利補充

農道周辺への花の植栽