水と緑に囲まれた美しい県土・自然環境の保全


農地・農業用用排水施設の防災と保全

農業生産の安定を図るのみならず、農村地域の災害未然防止や国土保全・多面的機能を確保するため、農地や農業用施設の整備が求められています。

  • ため池等整備事業により、ため池や関連する用排水路等の整備を行っています。
  • 湛水防除事業により、大きな水害に見舞われる恐れのある、排水条件の悪い地域において、排水機場や排水路の新設・改修を行っています。
  • 地盤沈下対策事業により、地盤沈下により被害を受けた農業用用排水施設の機能回復を行っています。
  • 災害が起こった場合は、災害復旧事業により、農用地及び農業用用排水施設の復旧を行っています。
  • 県土の保全が図れるよう、農地・農業用水等の資源を地域住民等が一体となって適切に保全していく取り組みを促進します。
  • 施設の有する公益的機能を勘案し、基幹となる農業用用排水施設の維持管理について支援します。
目標指標
*単位:ha
*現況(H18まで)はH7~H18の実績値
区分 現況(H18まで) 目標(H22)
農地の冠水被害等からの解消面積
(H7~H18)11,156
14,400
【湛水防除事業の効果】

排水施設の整備を行い、農地・農業用用排水施設はもとより、公共施設や家屋の湛水被害を防止します。

<湛水被害面積 解消事例(稲敷市:小野川地区)>

 

自然環境の保全

農村の豊かな自然や美しい景観などは、県民共通の財産であり、それらを保全するためには環境に配慮した整備が求められています。

  • 地域用水環境整備事業により、水路やため池などの保全管理や整備と併せ、親水・景観保全施設や生態系保全施設などを設置し、水辺空間を一体的に整備します。
  • 田園空間整備事業により、農村の有する豊かな自然、農業伝統文化や農村景観等を展示物として見立て、地域全体を「田園空間博物館」として整備し、魅力ある田園空間づくりによる都市との共生を推進します。
  • 農村の豊かな生態系を育む自然や景観等を保全するため、環境に配慮しながら農業農村の整備を推進します。
  • 農村の生活雑排水を適正に処理するとともに、施設から発生する汚泥を肥料として再利用するなど、バイオマス(*1)利活用の啓発・促進に努めます。
  • 水質保全対策事業などにより、浄化機能を持つ水路の整備等を行い、地域の環境保全と湖沼等の公共水域へ排水される農業用用排水路の水質浄化対策を進めます。

*1バイオマス:生物資源(bio)の量(mass)を表す概念で、「再生可能な生物由来の資源で、化石資源を除いたもの」であり、生命と太陽がある限り持続的に再生可能な資源。

目標指標
*現況(H18まで)は実績値
*1:魚巣ブロック等の設置や植栽等により生物や景観に配慮した整備
区分 現況(H18まで) 目標(H22)
環境に配慮した農業農村整備事業の取組み(*1) 110 210

地域用水環境整備事業:谷原北部地区