
中山間地域総合整備事業高萩地区(高萩市赤浜)
若き担い手活躍-新規でスマート農業

本地区は、道路が狭隘で、水田は小区画な上、不整形であり、山林に囲まれている地形から湧水が多く、土質が非常に軟弱であるなど、生産条件が不利であったことから、平成19年度より事業に着手し区画整理が進められた。
また、大規模農家が高齢化を理由にリタイアし、本地区の営農が継続できなくなることが懸念されていたが、市が中心となり、農業法人等の企業参入を積極的に働きかけた結果、令和5年から2社が参入し、ドローン等を活用したスマート農業が展開されている。

(右)と石川さん(左)
渡辺農地局長のPRポイント

土地改良事業を契機に企業が参入し、地元と協力のうえ水田を集積・集約化した先進的な事例です。また、参入した(株)オプティム・ファームは、意欲的にドローンを活用した水稲栽培を行うことで、大幅な省力化を図っています。意欲ある企業の参入やスマート農業の展開、土地改良事業の関わりにより、今後も効率的な営農が期待されます。
日本工業経済新聞より抜粋